広大なこのネットの世界でみつけていただき、ありがとうございます。いつもどこかの空は晴れている。
きみどりと申します。
英語ではイヤイヤ期、魔の2歳児のことを「terrible twos」と言います。
しかし巷では、実際は2歳なんてまだまだ序の口で、恐怖(悪魔)の3歳児「horrible threes」がきて、それからの、素晴らしき(天使)の4歳児「wonderful fours」だ。と言われたりもします。
それどころか「天使の4歳児」が来ずに大魔王と化する子もいるとか……現在進行形だとどうなることやら……と不安に思ってしまうかもしれません。
少しでも楽な道を探して考えてみましょう。
前記事では『ダイエットの強い味方オクラ!生で食べれる?栄養効果も優秀』https://toyousomeday.net/okra/をご紹介しました。
良かったらのぞいてみてください。
イヤイヤ期って何?どんなもの?
イヤイヤ期。それは成長のあかし。何も知らなかった赤ちゃんから、この世の情報と経験とが増えていき、それと共に徐々に自我が芽生えてくる。自己主張が出てくる。
それなのにうまく伝えることはできないし、周りを見るどころか自分のこともちゃんとわかってもいないし、ましてやコントロールなんてできないし、そりゃ幼児も大変だよね。
そういった背景があることは頭の片隅にあるとしても、子育ては十人十色、さまざまな個性とシュチュエーションにより、何が正しいのか難しいことばかり。イヤイヤ期のように特に大変だと言われていることに関しては尚更です。
イヤイヤ期というものに関しては、「もうどうにもならない、大変だ、ともかくすごい大変だ‼︎」ということを聞いていましたので、
わたしは世紀末に肉食恐竜と対峙するくらい理不尽で、よく解らない上に、腹立たしく感じることなのだろう。と想像し、ハードルをともかくあげて「かかってこいや〜〜〜‼︎!(そんな気持ちで色々見てやる!)」と意気込むことにしました。
ハードルをあげておいた(という得意技)で少し余裕を持って構え、自身の体験、その他、対処を少し見聞きしていたため、研究できた効果・成果をご報告したいと思います。
ちなみに夫は、あからさまに、それは嫌だよね、という事でイヤイヤしている娘に対して
「これが、かの有名なイヤイヤ期か!」と言ったけれど、それはイヤイヤ期ではないと思うな。
大人だってイヤイヤいっぱいありますよ。あからさまなことなんて……そりゃイヤです(笑)
幼いなりに意見がある、拗らせると大人まで引きずることも……
そんなわたしは、イヤイヤ期を拗らせた気がします。かなり小さい頃からの記憶があるタイプなので、その時の気持ちは覚えています。
幼児期の思い
「イヤイヤしたわたしに対して頑固だって言わないでほしかった、そう言われたら、言われるだけどんどん頑なになった。脱出方法もわからなくなった。自分では脱出できなかった」
「目が三角のその顔、嫌い。やめてほしかった」
もちろん最初に理由はあるのだけれど、最終的に求めていたのは、ただ、ただ寄り添ってほしい。
でもやっぱりウチの親は一度も折れず、もちろん、わかるような説明もなく、だから私も絶対に折れずに変なベクトルへ頑張ってしまった。それはとても最悪な気持ちになる。
お互い、フと、お互いの顔を見た時に寄り添っていないのがわかると、またお互い嫌な気持ちの渦の中。
拗らせた結果
こちらからの寄り添い方なんてわからないし。なので幼児期の頃は、対親になる家ではおとなしいものの、外では人に自我を押し付けるようなやり方しかわからなかった(ジャイアン)
そう、「考えてみよう?どうしてかな?」→「どうして嫌なのかな?」→「相手はどう思うかな?」
と考えを進化させていく、せっかくの過程を逃してしまったようです。これは幼児期にこそ大事だった気がします。子供にはこれを身につけてほしい。
大人になってだいぶ経つまで(今も残り香があるのかもしれませんが)あの頃のイヤイヤのやり方で頑ななまま、拗らせていた気がしています。
研究と効果と結果、実際の対処法
子供を産んで、改めてあの嫌だった事はしないようにしたいと思い、気を付け、実際何がしたかったのか、今どんな気持ちかは注意深く見るようになりました。
もちろん先述した、ハードルをあげて意気込んでいたため、少しだけ余裕が持てて、後学の為に色々試させてもらったというのもあります。
イヤイヤ対峙
こらー!ダメでしょうが!の一点張り系だと喚きはおさまらなかった。
軽く頭をはたいた時はすごくショックだったようで自尊心もすごく傷つきそうでこれはやっぱりダメだと思ってこちらがごめんなさいをした。
にらみつけやあきれ顔も喚きがおさまらなかった。
やっぱり「もっと~したかったの?」「そっか~だったよね?」「〜だったのかな?」とか言ったら悲しい表情で素直にうん、と言って、わたしも「そっか、~できないと悲しかったよね」って言ったらその後多少泣いても全然違った。
結果はもうね、寄り添ってみた時の方が、時間もその後の扱いやすさ(言い方が雑ですが)も断然早くて楽なんですよね。そして確実に子供のメンタルにも良さそうです。
ちなみに、こちらがそれを、やったりやらなかったりブレていれば効果も薄れることもわかりました。
急いでいたり色々、一瞬「いいから早くしなさい、なんでそうなの?、ダメ」などと言いたくなりそうなのですが、急がば回れ、とは、正にこういうことです。
それを踏まえて思ったのは、どんどん知恵がつく娘に、誤魔化しや気を逸らすことはいつまでも通じないだろう。そして何かで釣ると、そういう思考回路が根付くかもしれない、と不安がよぎる。
なるべく健やかなるものがいい。理屈も通るものがいい。肯定することが大事、というのが身をもってわかったし、それによって素直さも変わることがよくわかった。
色々な作戦があると聞きますが、その他やってみて効果があり多用していたのは、
・なるべくならイヤイヤする前に先手を取って、大体2つの選択を提示してどちらか選ばせるとスムーズに選んでくれることが多い(服や靴など身につけるものから、帰る道などさまざまなもの)
・やってほしい行動の前に褒める(得意げにさせてそのまま次の行動へ促す)
この2つは特によく使っていた手法です。
. 。.:*☆✧⁺⸜ K ⸝⁺✧☆* :. 。.
子育ては手探りな上、不安やイライラは付きもので、この時が永遠に続くような気がしますが、振り返ればそれがとても短い期間だった、と後から気づくことが多いです。
毎日のことだと辛いのが当たり前です。それは引っ張られて辛い構え方をしてしまっていることもあるかもしれません。
だって、イヤイヤ期をお迎えする方なら知っている人が多いのではないかな?
長く抱っこするためには力を抜いたぐらいの、長く抱いていられる抱っこの仕方をしないとキツイって。無理に力を入れたような抱き方ではすぐ辛くなるって。
あれと同じです。
泣いていたら、ぅっわ!面白い顔、これ成長したらあまり見れなくなるな。写メ撮ろう♪なんて、客観的ぐらいで、少しでも辛くない構え方でいれたら良いですよね。
最後まで見ていただきありがとうございます。
きっと今この文字を見ている方は 人生をもっと素敵な色にできないかな と思っているのではないかな、と想いを馳せらせて……