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いつもどこかの空は晴れている。
きみどりと申します。
前記事では、価値ある終活のためのミニマルスタイル『洗面所のミニマル(片付け)収納奥に潜む不必要なものリスト』https://toyousomeday.net/minimal-sanitary/に続き
『洗面所のミニマル(片付け)収納奥の不必要なものリスト・続』https://toyousomeday.net/minimal-sanitary2/をご紹介しました。
良かったらのぞいてください。
書き順ってそんなに大事?
以前、「書き順を大事にする」か「好きに書かせる」のか、の小学校教育について議論されておりました。
わたしは、綺麗な文字を目指すなら書き順は大事だと考えています。ただ、何に重点を置くか、で違ってくるとも思っています。
例えば、どうしても覚えられない漢字があるなら、
「書き順はひとまず置いておいて、変わった書き順で覚えられるなら、そっちの方が優先だ」という場合だってあるかもしれません。
そうは言っても書き順は、
その昔、文字を書くことを生業にしている人が「早く正しく綺麗に」書けるように、研究に研究を重ね、修正・改良を重ねた結果、できあがったものだと聞きます。
なので、それを研究せずに崩したって、良いものが生まれそうにはありません。
なので根幹である、ということには変わりはないのだと思います。
(文部省(現:文部科学省)『筆順の手引き』→https://a4lg.com/downloads/library/a4lg/pdf/%E7%AD%86%E9%A0%86%E6%8C%87%E5%B0%8E%E3%81%AE%E6%89%8B%E3%81%B3%E3%81%8D.pdf)
汚い字が示していたもの
わたしは自分の書き順の正しさに自信がありました。
自分なりにはちゃんとした根拠もあったのですが(のちに、その根拠すらふざけていたことが判明;)今思えばどうしてそんなに自信があったのか、
ともかく、小学生の漢字の授業を、普通に過ごしてきたとは思えないほど、書き順がことごとく違い、正直自分にかなりガッカリしました。
というもの、わたしは字を綺麗に書いたつもりでも、なぜか異様に汚く、もちろん自覚もあったので、
少しでも綺麗な文字になるように、気にかけ、努力し始めた頃でしたから、尚更です。
書き順以外にも同様に大事なこと、姿勢・持ち方
最初に気づいたのは、実は書き順ではなく、筆記用具の持ち方の方が先でした。
私は親指の爪先を、人差し指に隠し押し付けるような、何ともおかしな持ち方をしていたようで、
長めのネイルの時や、長い時間の筆記作業になると、爪が食い込み、痛くて、これを改善するために、まず親指を出したところから始まりました。
そして姿勢も、紙に覆いかぶさり腕で周り囲むような、これもまた奇妙な格好で、
紙もビックリするくらい斜めにして書いておりました……お恥ずかしい限りです。
長年、その書き方で定着し、当の本人は
「このスタイルでないと、うまく書けない、難しい」と感じているのに、
どうにか姿勢を正し、持ち方も改善して臨む方が、
書けた文字は、なぜか少し綺麗に書けるのです。不思議。
そこから、もしかして、姿勢や持ち方も大事なのでは?と思い直し、
難しいながらも毎日会社で何か書く時は、少しづつ取り入れて気をつけるようになったのです(ちゃんと仕事もしてるよ;)
その結果、持ち方と姿勢は普通の域ぐらいには改善され、文字も少し変わってきました。
変わった先で知ったこと
それでも、特にバランスの取れない字がいくつかあり、調べてみたところ、どんどん判明したのです。
もうね、え?これも?これも?それも?;;嘘でしょ‼︎
「書き順全然違うじゃん……」
書き順
書き順のこと。「バランスが取れない=書き順が違った」ということが自分の中で定着してきたので(笑)調べてみると、ほぼ案の定……
【有】【布】ノから書くのを知らなかった。
他にも【成】とか【九】とかもノから書くのを知らなかった…
西や内、斗、材(右側をオではなく、テヘンにしてた)ですら……そんなこんなで色々しらべてみたら、
【牛】と【物】や【土】と【座】
ウシとウシヘンで同じ牛でも、土でも、単体の漢字と組み込まれた漢字とでは違う書き順になったり…ややこしい
でも、やはり書き順通りに書いてみると、あからさまに字の汚さが軽減されてる!
文字のバランス
書き順はともかく、バランス自体難しかったり知らなかったことも。
【角】【屋】…つのが下より出ている、かばねより下の横線が出ている。
【所】…戸と斤の左の払い具合が違う、左を払いがちだが、むしろあまり払わなくて良い。右の斤の方が払う…
【林】【双】…右と左が同じ作りでも、払いや長さバランスが違う。
特に【邸】は未だに配置が、全体的に難しいです。
同じように見えて実は違う
面白かったのは【左】【右】【存】【在】
これ、1番上の一文字とノや、その交差や位置などが、それぞれ全部違ったことには驚きました。
とは言っても、普段そんな繊細な使い分けはしませんが(笑)
紹介したのは一部ですが、観察してみると気づかなかった色々な発見があります。
結果、綺麗な字を目指すことを「やめないこと」が大事
文字は人を表す、人柄が出る、などと言ったりします。
確かに綺麗な文字の人の方が一目置かれたり、見ていて気持ちも良いので、良い事には変わりはないでしょうから、なるべくなら綺麗な字を書きたいものです。
字の練習・研究するにあたって
書体によって文字自体かなり変わるので、自分の好きなテイストの文字が一番ではありますが、
日頃、目にする文字なんて沢山あるのです。その文字達に目を向けて、バランスを見てみましょう。
自分の名前、住所、ありがとう、本日は、今日は……というふうに、
多く使う字を綺麗に書けたら、少しでも増やせたら、とっても良いと思います。
もちろん、自分がどうもバランスが悪いな、という字も。
気が向いた時は、書き順も調べてみる。文字自体、じっくり観察してみる。
当たり前知っているよ、と思われている方もいらしゃると思うのですが、
これからその教育課程へ進む子供ちゃんをもつ親御さんにはもう一度頭の隅に入れておいてほしい。
わたしは極端な例ではあったのだろうけれど、ひとつひとつ、体感しました。
だからね、持ち方、姿勢、書き順、全てにおいて、見本があるというのは、伊達ではないということ。
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きみどりは何を隠そう「くさかんむり」の書き順まで間違えていたのです。これは漢字は「縦から書く」と覚えていたため。
わたしの頭には「タテタテ、ヨコヨコ、マル書いてチョンチョン!」
というフレーズがあったので、わからない時はそれに従っていたんですね……
でもこれ、『ブルドッグジャンケン』という漢字とは関係なく、ジャンケンして罰ゲームで相手の頬っぺたをつねるやり方のフレーズだったみたいです;;最悪。
そりゃ書き順ボロボロになるわ(笑)正しい道に気づけて良かったです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
きっと今この文字を見ている方は 人生をもっと素敵な色にできないかな と思っているのではないかな、と想いを馳せらせて……